qchan3k9m333の日記

ウィーン留学備忘録

【ウィーンで年越し】ハイブリット寝正月

あけましておめでとうございます。

 

もう三が日も過ぎたけど。

 

例年年越しは実家で過ごしますが、今年は初・海外で年越しでした。(厳密にいえばむかーしむかしニュージーランドに住んでいた時に経験しているはずだけど二歳の私は何も覚えていないのでノーカウント)

 

「こっちの年末年始ってどんな感じ?」と聞くと、

留学先の大学の友人は口をそろえて

 

「とにかくうるさい」「治安が悪くなる」と答えます。

 

家族と過ごすクリスマスとは逆で、年末年始は友人と過ごすのが一般的。そこらじゅうで爆竹がなり花火がバンバン打ちあがるにぎやかな年越しです。

市内にはクリスマスマーケットの延長戦みたいなSilvestermarkt(Silvester=大晦日)が出ていたり、ライブステージが設置されていたり、とにかくお祭り騒ぎ。

 

にぎやかっていえば聞こえはいいけど、高架下で爆竹連発されたら響きまくってもはや爆発かと思うよね…若干怖かったよね…

そして住宅街で自主的に花火打ち上げまくる住人達。手持ちじゃないです、吹き出しでもないです、しっかり打ち上げるやつ。そして彼らは別に職人でも何でもない。

音もすごいけど火事の心配というのはないのだろうか…

次の日街中のごみ箱は花火の残骸だらけでした!

 

 

私の年末年始はウィーンと日本のハイブリット式で(笑)

この時期恒例のオペラ『魔笛』『こうもり』、バレエ『くるみ割り人形』を観るため連日立ち見列に並び、

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晦日は友人の家でイタリアの伝統料理をごちそうになり、

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コテキーノとレンズ豆 イタリアの大晦日の伝統料理だそうです。

 

 

年を越してからそばを食べ、昼すぎまで寝て、餅を食べ、時差に負けず箱根を見て、カフェに行く。ぐーたらしすぎた感。

 

そしてカフェザッハー並びすぎ

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友人が遊びに来るとだいたいリクエストされるので行く。もう五回目ぐらいだと思う(笑)

 

 

 

【オペラ立ち見について】

けっこう聞かれたので!

オペラ立ち見は年末で観光客も多いからかなかなかの混雑でした。立ち見なら服装もラフでオッケー、、普通にジーンズにスニーカーでもオッケーというかヒールなんかはいていったら足が死ぬ。ただし穴あきジーンズはさすがに止められます。

パルケット(一階平土間)うしろの立ち見席(4€)に入りたいなら開演三時間前には並んだほうがいいかも。四列目までなら小柄な日本人でもけっこう余裕で舞台が見えます。バルコニーとかギャラリー後ろの立ち見席(3€)だと場所によっては見づらいみたいです。

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12月30日の魔笛。三時間半前に行って前に80人ぐらい、ぎりぎりパルケット後ろが買えました。

 

二時間前からは建物の中に入れるので列で地べたリアンしながら買っておいたパン食べたりダウンロードしておいた映画見たり。

80分前にチケット発売(支払いは現金だけ)で、そのまま場所取り(ちょっとした戦争)します

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 こんな感じでスカーフとかマフラーで場所取りしたら、あとは外に出ていてもおっけー。

外に並んでいる時は寒いし立ち見席は人口密度が高くて暑いです。立ち見チャレンジはお得だけどちょっと大変。

 

立ち見について 

https://www.wiener-staatsoper.at/ihr-besuch/karten-abos-zyklen/informationen-zum-kartenkauf/

 

 

年末年始はルームメイトがみんな実家に帰っているから一人で気楽だったな…誰かが戸棚の中に放置していた食べかけのチョコレートのせいでアリさんが列作っていたこと以外は快適でした()

 

あと一か月で帰国!

 

Kaori

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニンニクは入れますか

起きてから二時間ぐらいベットの上でゴロゴロするとき、あるよね~~~~~~

 

 

テストもオーケストラのコンサートも終わってだらだらしたい日だった。

でもさすがにおなかすいたので近所のパン屋さんに朝ごはんを買いに・・・

 

 

行く途中で冬の風物詩、栗と芋焼いて売ってるところ(呼び名がひどい)を発見。

 

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写真はカールスプラッツのクリスマスマーケットだけど。

 

 

においにつられて秒でしょっぱいもの食べたい気分になっちゃったので、カルトッフェルプッファーを朝から食べましたとさ。

 

朝マックのハッシュポテトみたいなノリ。材料はほぼ一緒でしょ。

 

 

「プッファーひとつくださーい」

『オッケー温めるからちょっと待って』

「りょ」(待)

 

『塩とニンニクは?』

「塩だけ!」

『ニンニクなし?』

「ニンニクなし!」

『なるほどこのあと男と会うんだな!!!』

「」

『これニンニクちょーっとかけるとめっちゃうまいんだよ、でもデートならしかたないな!!!』

 

 

 

焼き栗屋の陽気なお兄ちゃんへ。

温め待っている間に焼きジャガイモ試食させてくれてありがとう。

ちなみに今日は一日アマゾンプライムだよ。

 

 

 

 

おまけ。

本当にそこら中に栗と芋のスタンドが出現しています。

プッファー、スパイラルポテト、焼き栗どれもおいしいけど、ただ芋を切って焼いただけのやつがなんかよくわからないけどめちゃおいしい。

 

たかがジャガイモ、されどジャガイモ。

ジャガイモの国の本気。

 

 

 

雑談更新でした。

kaori

 

 

【ウィーンクリスマスマーケット】散財フラグ

少し間が空いてしまったけど、前回に引き続きクリスマスマーケット編。

 

大学キャンパス以外にも、いくつかクリスマスマーケットに行ってみました。

 

まずはシュテファン寺院のクリスマスマーケット。

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シュテファン寺院のモザイク模様の屋根とイルミネーションのコラボがきれい!

 

こちらは市庁舎。ここもデコレーションがきれいで規模も大きかったです。

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カップがブーツでかわいい。

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マリアテレジア広場は美術史美術館と自然史博物館の間。

 

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写真撮り忘れたけどここのカップはサンタさんの顔でした。

 

シェーンブルン宮殿のほうは結構食べ物が充実~

ブラートカルトッフェルン(ジャーマンポテト)やパンの器に入ったグーラッシュ(ビーフシチューに似たスープ)やクヌーデル(団子)の入ったスープなどなど!

 

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カールス教会のクリスマスマーケットも規模が大きい!

ハンドメイドのアクセサリーなどのお店がたくさんありました。意外とカード支払い可能なお店も。。。(ありがたい)

 

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クリスマスマーケットの楽しみ方は様々です。

 

クリスマスマーケットといえばもちろんグリューワインとプンシュ!特にプンシュは味のバリエーションがたくさんあって選ぶのも楽しいです。

 

有名なのは会場ごとに異なるグリューワインやプンシュのカップ

いろいろな会場のカップを集めるのも楽しいかも。

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アルコールがちょっとって人はキンダープンシュ(子供向けのアルコール抜き)がおすすめ。

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食べ物もたくさん。

前回記事で紹介したKartoffelpuffer(カルトッフェルプッファー/ジャガイモパンケーキ)

 

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ハンガリー発祥の揚げパンLangos(ランゴシュ)

これは完全にジャンクフード。油がすごい。そして大きい。そしてニンニクがすごい(抜いてもらえる)

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レープクーヘンはスパイスたっぷりの焼き菓子。飾り用と食べる用があって、飾る用はめちゃめちゃ固いらしい。

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Kaesespetzle(ケーゼシュペッツレ)というチーズたっぷりの卵入りショートパスタや、ソーセージ、巨大プレッツェル、冬の定番焼き栗も!

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そしてお買い物も楽しい。

食べもの系はどこの会場でも同じような感じだったけど、それ以外のお店は会場によって結構カラーが違う印象でした。キャンドル、クリスマスオーナメント、手袋やハンドメイドアクセサリーなど。

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陶器かわいい~~~~~~~~これはシェーンブルン宮殿のところ。

 

特にカールスプラッツはアート&クラフトアドベントというテーマで、ハンドメイドのお店がたくさん。ピアス大好き人間なので、ついいくつも買ってしまった。。。金欠への道。。。

 

 

 

いろいろな会場で、いろいろな楽しみ方ができるクリスマスマーケット、寒さに負けずに来週以降も行ってみたいと思います。ホッカイロは必須。圧倒的に温かいブーツが欲しい。

 

ウィーンのクリスマスマーケット一覧

https://www.stadt-wien.at/wien/maerkte/weihnachtsmaerkte.html

 

 

 

それにしても日本21℃って何事?

Kaori

 

 

クリスマスマーケットはスピード勝負?

 

ウィーンでは今週末からWeihnachtsmarkt/クリスマスマーケットが始まりました!

 

第一弾はam Campus

ウィーン大学のキャンパスでやってます。

けっこう規模が大きく、週末だったからかなかなか混雑していました。

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オーストリアの暮らし」というテーマのここのクリスマスマーケットでは、ウィーンだけでなく様々な州の伝統的な食べ物や工芸品の屋台が並んでいます。ここのクリスマスマーケットだけでオーストリア全土のクリスマスを味わえるってことですね。

https://www.weihnachtsmarkt.at/altes-akh/der-markt/information/

 

 

お子様向けに移動式遊園地のようなものも。

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この観覧車、安全性は知らない(一回けっこうな音とともに停止する瞬間を見てしまった)

 

 

 

まずはクリスマスマーケットといえばのグリューワイン!(香辛料入りホットワイン)

白と赤の2種類があったので、友達と片方ずつ注文。赤の方が一般的らしいけど、私は白の方が飲みやすく感じました。

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カップも可愛い。買う時にカップデポジットを取られます(ここでは4€でした)。そのまま持ち帰っても良かったけど荷物が増えると大変だったのでこの日は返却。いろんなとこのカップ集めたいな。

 

食べ物もいろいろ。

 

バウムクーヘンとか

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レープクーヘンとか

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カルトッフェルプッファー(ジャガイモのパンケーキみたいなやつ)とか

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カルトッフェルプッファーは、ノーマルタイプだけでなく、コーンを乗せたり、りんごジャムなどを乗せたりもできます。りんごジャムも案外合う。

 

グリューワインが甘いからしょっぱいもの欲しくなる。このあとふつうにじゃがいも焼いたやつも食べました(芋ばっかり)

 

他にも屋台はクリスマスのオーナメントとか

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スノードームとか

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キャンドルも

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たくさん売ってました。どれも可愛い。

 

あとは、ナッツのカラメルかけたやつとか、ヌガーとか、ハチミツとか、燻製のハムとか、チーズとか、色々なフルーツのシュナップス(無色透明でアルコール度数の高い蒸留酒)とか、ジャムとか!ふつうにお買い物しても楽しそう。あとけっこう試食させてもらえます笑 シュナップスの試飲したら喉がやられた。

 

 

 

 

 

にしても寒い。寒すぎ。はやくも最低気温はマイナスです。

 

外で夜となるとほんっとーに冷えるので(グリューワインもあっという間に冷めた)、防寒必須。手袋と、足首までのブーツと、丈の長いコート……とにかく足元が特に冷えるので。

長居はせずにささっと飲んでささっと帰るぐらいがいいかな…スピード勝負です笑

 

他にも市庁舎や宮殿の方もやっているみたいなので、いろいろ行ってみようと思います。

 

 

 

 

あーーー湯船と石油ストーブが恋しい。

 

kaori

 

 

 

 

 

 

 

【パリ旅行】チョコに諭吉を飛ばす女

サロンドゥショコラです!!!!!!!!!

 

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隠せない興奮。

 

 

Salon du Chocolatはフランスのパリが発祥の世界最大のチョコレートの祭典です。全世界からショコラティエが集結する夢のようなお祭り。毎年世界10か国16都市以上で開催されていて、日本でもバレンタインの時期に毎年開催されてます。

毎年デパートの催事場で諭吉を飛ばすチョコレート大好き人間念願の本場パリのサロンドゥショコラに参戦です。

ヤバイ。控えめに言ってヤバイ。

 

パリのサロンドゥショコラは今年で24回目。2018年10月31日から11月4日までの4日間、ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場で開催されていました。チョコレートの販売だけでなく、ショコラティエによる実演販売やワークショップ、ミニライブのようなものも行われていました。

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エクレアのタワー

 

入場料は前夜祭?が14€、イベント当日は15€で、事前に公式サイトで購入できます。オンラインチケットがあるので印刷できなくても大丈夫。当日券も普通に会場で購入できるようです。

 

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会場の見取り図はこんな感じ。日本のショコラトリーも結構出店してました。

会場には日本人の方もおおく、日本人のスタッフさんがいる店舗もいくつもありました。フランス語全然読めないから助かった…。

 

ぐるぐる歩いて、散々試食して、チョコレート爆買いしてきました。

 

まず一つ目

HUGO&VICTORのフィナンシェ(フランス)

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別の人の前の年のサロンドゥショコラについてのブログですごいおすすめされてたやつ。日本にも6店舗ほどあるみたいですが(笑)

 本当においしいフィナンシェ、バターの香りがすんばらしいのに甘すぎずくどくなく。

 

joelvilcoq (フランス)

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ガナッシュやプラリネがこれだけ入って10€なんて幸せすぎ。

 これまでの日本のサロンドゥショコラにも出店がなく、おそらく店舗もないので日本には未上陸・・・かもしれないです。蕎麦のガナッシュがおいしかった。

 

Bello&Angeli(フランス)

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ガナッシュ大好き人間。ナッツとキャラメルのガナッシュが最高でした。日本のサロンというドゥショコラには2017年と2018年に出店していたので、2月にまた日本で買えるかも。

店舗はパリの南のトゥールーズという町にあり、そこではマカロンも人気らしい。パリでマカロンを食べそびれる大失態…リベンジしたい。

 

 

Boissier(フランス)

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マロングラッセを発明したべリセール・ボワシエが創設。

マロングラッセ大好き。プレーンのマロングラッセは栗の産地別に三種類ありました。

ボワシエはボンボン(キャンディー)が有名らしく、種類もたくさんあって、パッケージもめちゃくちゃかわいい。ちなみに店舗はパリのお金持ち地区、16区のヴィクトル・ユゴー通りにあります。

数年前まで大丸にカフェがあったみたいですが撤退してました。サロンドゥショコラ東京への参加も2015年が最後らしい…。ネットでは買えます。

 

Les Trois Chocolats(フランス)

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パリ4区のマレ地区にある、パリで初めて日本人の方が開いたショコラ専門店。オーナーの佐野恵美子さんは福岡の老舗「チョコレートショップ」の三代目。以前「セブンルール」という番組で紹介されていて知りました。

会場でご本人を発見して思わず話しかけ、少しお話をさせていただきました。

その中で「日本人だから目立つ、注目してもらえるというのはもちろんある、だからこそれを武器にして押し出していくことが大事」ということをおっしゃっていて、その言葉通りにショコラには日本の食材がたくさん使われています。

ゆず・みりん・味噌・ワサビ・きなこのガナッシュなど…一瞬え??ってなるけど食べてみると本当にどれもおいしい。お気に入りは味噌!味噌とチョコって合うんだな~

 

あともう一つ日本のショコラを買ったんですがまだ食べていないので次回。

 

これだけ爆買いしても諭吉は飛びませんでした。フランス最高(日本でフランスとかのチョコ買うとやっぱり輸送費とかで高くなりがち)

 

チョコばっかりたべているので肌荒れが怖い。

 

 Kaori

 

 

 

 

 

 

 

 

【留学折り返し】半年って短いよね

留学生活も折り返しです。


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留学開始から3ヶ月、ウィーンに来て2ヶ月、だいぶ生活リズムが安定してきたところでもう半分かぁと思うとあっという間。


せっかく留学しているのに留学自体のことをあんまり書いてなかったなぁと思うので、ちょっとずつ書いていこうかと思います。




こっちにきてから一番聞かれたことは、

「なんで半年だけなの?」です。大体の派遣留学生は1年間(2セメスター)留学する中私は1セメスターだけなので。



簡単に理由を言うと、部活を引退までやって、就活が始まるまでの間で留学しようとしたらこうなった、って感じです。自分のやりたいことと、就活で自分の行きたい業界と、あとは経済的な面を考慮した結果こうなりました。



「半年だと短くないか」と毎回言われます。これはもうその通りです。短いです。全然足りない。


今まで留学していた人の話を聞くと、「1学期目は在留申請とドイツ語に慣れるので精一杯で、きちんと授業に参加できたのは2学期目から」という人が多いです。実際授業を受けてみても、ついていくのに精一杯だし、語学力が足りていない分他の学生の何倍もの時間をかけて予習復習をしなければいけないのでかなり大変です。もうちょっと時間があればもっと深く勉強できたかもな、とはしょっちゅう思います。



手続き的な面でいうと、半年留学で大きいのは、「在留許可を取っていない」ことです。オーストリアと日本は二国間協定があるため、観光目的(留学含む)なら6ヶ月(180日)までビザ無しで滞在できます


私は8月〜1月の滞在だとぎりぎり180日をオーバーしてしまうため、1ヶ月ミュンヘンですごし、そのあと一度シェンゲン協定の外(ロンドン)に行きました。これでオーストリアの滞在はおおよそ5ヶ月ということになり、在留申請は必要なくなります。




メリットとしては、在留申請はみんなすごーく苦労してすごーく時間がかかっていてすごーくストレスみたいなので、それがないのは大きい。


周りの友人はめちゃめちゃ大変そうです。例えば出国前にさまざまな書類を翻訳付きで用意したり、オーストリアの保険に入ったり、生活能力を証明するためにオーストリアの銀行口座に高額の預金が必要だったり。人によって言われることが違ったり、書類を用意し直したり、一回でクリアできない人がほとんどです。

それがない分ストレス激減。やることも激減。




最大のデメリットは滞在90日を過ぎるとオーストリアの国外に出られなくなること。シェンゲン協定内は国境のパスポートチェックこそされませんが(場合によってはされます)、他の国はビザ無し滞在は90日までなので、それ以降は行けません。旅行するなら私は11月まで。

(シェンゲンビザというものがあり、それを取ればオーストリア滞在180日までの中で最大90日までシェンゲン協定内に滞在できます。日本で事前に取る必要がありますが、これを取れば旅行は可能。在留申請ほど必要な書類も多くありません。ただ本当に大使館の予約が取れないので、かなり前もって動く必要あり。私は時間がなくて諦めました。)


あとバイトや有給インターンなどお金を稼ぐ行為もできません。あくまで観光目的という肩書きなので。

無給インターンならやっていた、という人もいたので探してみたのですか、こちらのインターンは6ヶ月からのところがほとんど。短くても3ヶ月とか。期間的に厳しくて諦めました。




半年は短いです。絶対短い。でもそのために部活や就活を諦めるのは嫌だったので、欲張りに全部やります。そして短い中でも自分のやりたいことをぎゅぎゅっと詰め込んで充実した留学生活にしたいと思って日本にいる頃から準備をしてきました。今のところ順調に「やりたいことリスト」をクリアできていると思う。


あと半分、後悔しないように過ごしたいです。


とりあえず11月中にふらっとブラチスラバ行きたい。


Kaori




【パリ旅行】小麦とチョコと酔っ払い

 

 

パリに行ってきました!

 

 

大学の友人と女二人旅。

パリはあまり治安が良くないと聞いていましたが、二人でしっかり警戒していたおかげか特に何事もなく(正確には一つ最大にやらかしたけどそれは後で)、お目当てのSalon du chocolatをはじめ、有名どころは結構いけて充実した週末旅行でした。

 

金曜日の朝出発の飛行機でウィーン→パリ

空港からは路線バス350番で東駅(Gare de l'Est)へ。これが結構外れというか、渋滞で時間かかるし停車駅多いしバスの中激混みだしあんまり治安がいい感じもしないし、おすすめできない…。到着ターミナル(ターミナル2)から乗り場までもわかりづらかったし。

参考までに他の行き方↓

タクシー(正規のタクシーなら固定料金で50~60€)

空港から市内直通のシャトルバス

・Roissybus:オペラ座行き直通12.5€、15~20分間隔 

https://www.parisaeroport.fr/en/passengers/access/paris-charles-de-gaulle/public-transport/roissybus

・LE BUS DIRECT:LINGE2(エッフェル塔行)LINGE4(リヨン・モンパルナス行)18€

https://www.lebusdirect.com/en/

 

ホテルは東駅より数駅郊外方向(9区と19区の間らへん)のところでしたが、セーヌ川より北東は市内から離れるほど治安が良くないと聞き(特に18~20区)若干不安があったため、明るいうちにホテル周辺の地理を確認するべく東駅からは歩いてホテルまで移動。

実際のところは早い時間だったからかそんなに治安の悪さは感じなかったけど。

帰りの飛行機は日曜の7時発で暗いうちにホテルを出ないといけなかったので、安全をとってタクシーを呼んでもらって空港まで行きました。

 

観光にはt+というメトロ・バス・路面電車に使える回数券を買って(1book:10枚セットで買うのがお得)、主にメトロを使いました。パリのメトロはウィーンよりも圧倒的に路線が多いうえに地下通路がめちゃくちゃ入り組んでいましたが、路線ごとに色分けされててわかりやすかったです。メトロはスリが多いから気をつけろといろんなところで言われているけど、ちゃんと警戒していれば大丈夫でした。荷物少なかったし。

ただ日本の電車並みに混みます。普通に満員電車。暑い。

 

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エッフェル塔とか

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ルーブル美術館とか(外だけ)

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ノートルダム大聖堂とか(ちょっと並ぶけど中入れた)

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サクレクール寺院とか(朝一で階段上った)

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あとはパンオショコラ食べたり

f:id:qchan3k9m333:20181107002902j:plainバケット食べたり(二日で合計3本は食べた)

 

夜は早めにホテルに戻って、スーパーで買ったワインとチーズで部屋飲み酔っ払いでした。お金と時間に余裕があったらビストロとか行ってみたかったかも。

ほんとに小麦粉摂取量がすごい。むくみもすごい。歩きまくって消費していた(つもり)

 

あとは大本命、Salon du chocolatesでチョコレート爆買いしたけどそれはまた別で書きます。

 

 

そして実はこの旅行で一つ猛省案件が。

 

パスポート忘れた。

 

 

シェンゲン協定内だしウィーン空港でチェックもされなかったしと思って油断していたところ(バカ)、パリの空港では搭乗の際にパスポートチェックがありました…。

 

 

〉〉〉飛行機に乗れない〈〈〈

 

 

結論を先に言うと必死でごねた結果のせてもらえたんですが。

本来ならセキュリティコントロールのためにパスポートかビザか運転免許証がいるそうです。私はビザなし滞在のため、本来ならパスポートの携行義務があります。その時持っていたのは大学の学生証と銀行の顔写真付きIDだけで、本当だったらのせてもらえないところだったと(超冷や汗)

 

猛省。友人には最後の最後で全力で迷惑と心配をかけました。

旅行のときに何もやらかさなかったことがない。寝坊するとか、忘れ物するとか、失くすとか、ケガするとか、、、。

 

そろそろちゃんとしような自分。

 

小麦とアルコールで無事顔がパンパン。

 

Kaori