qchan3k9m333の日記

ウィーン留学備忘録

【留学折り返し】半年って短いよね

留学生活も折り返しです。


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留学開始から3ヶ月、ウィーンに来て2ヶ月、だいぶ生活リズムが安定してきたところでもう半分かぁと思うとあっという間。


せっかく留学しているのに留学自体のことをあんまり書いてなかったなぁと思うので、ちょっとずつ書いていこうかと思います。




こっちにきてから一番聞かれたことは、

「なんで半年だけなの?」です。大体の派遣留学生は1年間(2セメスター)留学する中私は1セメスターだけなので。



簡単に理由を言うと、部活を引退までやって、就活が始まるまでの間で留学しようとしたらこうなった、って感じです。自分のやりたいことと、就活で自分の行きたい業界と、あとは経済的な面を考慮した結果こうなりました。



「半年だと短くないか」と毎回言われます。これはもうその通りです。短いです。全然足りない。


今まで留学していた人の話を聞くと、「1学期目は在留申請とドイツ語に慣れるので精一杯で、きちんと授業に参加できたのは2学期目から」という人が多いです。実際授業を受けてみても、ついていくのに精一杯だし、語学力が足りていない分他の学生の何倍もの時間をかけて予習復習をしなければいけないのでかなり大変です。もうちょっと時間があればもっと深く勉強できたかもな、とはしょっちゅう思います。



手続き的な面でいうと、半年留学で大きいのは、「在留許可を取っていない」ことです。オーストリアと日本は二国間協定があるため、観光目的(留学含む)なら6ヶ月(180日)までビザ無しで滞在できます


私は8月〜1月の滞在だとぎりぎり180日をオーバーしてしまうため、1ヶ月ミュンヘンですごし、そのあと一度シェンゲン協定の外(ロンドン)に行きました。これでオーストリアの滞在はおおよそ5ヶ月ということになり、在留申請は必要なくなります。




メリットとしては、在留申請はみんなすごーく苦労してすごーく時間がかかっていてすごーくストレスみたいなので、それがないのは大きい。


周りの友人はめちゃめちゃ大変そうです。例えば出国前にさまざまな書類を翻訳付きで用意したり、オーストリアの保険に入ったり、生活能力を証明するためにオーストリアの銀行口座に高額の預金が必要だったり。人によって言われることが違ったり、書類を用意し直したり、一回でクリアできない人がほとんどです。

それがない分ストレス激減。やることも激減。




最大のデメリットは滞在90日を過ぎるとオーストリアの国外に出られなくなること。シェンゲン協定内は国境のパスポートチェックこそされませんが(場合によってはされます)、他の国はビザ無し滞在は90日までなので、それ以降は行けません。旅行するなら私は11月まで。

(シェンゲンビザというものがあり、それを取ればオーストリア滞在180日までの中で最大90日までシェンゲン協定内に滞在できます。日本で事前に取る必要がありますが、これを取れば旅行は可能。在留申請ほど必要な書類も多くありません。ただ本当に大使館の予約が取れないので、かなり前もって動く必要あり。私は時間がなくて諦めました。)


あとバイトや有給インターンなどお金を稼ぐ行為もできません。あくまで観光目的という肩書きなので。

無給インターンならやっていた、という人もいたので探してみたのですか、こちらのインターンは6ヶ月からのところがほとんど。短くても3ヶ月とか。期間的に厳しくて諦めました。




半年は短いです。絶対短い。でもそのために部活や就活を諦めるのは嫌だったので、欲張りに全部やります。そして短い中でも自分のやりたいことをぎゅぎゅっと詰め込んで充実した留学生活にしたいと思って日本にいる頃から準備をしてきました。今のところ順調に「やりたいことリスト」をクリアできていると思う。


あと半分、後悔しないように過ごしたいです。


とりあえず11月中にふらっとブラチスラバ行きたい。


Kaori